CASE13

亡くなった人は
お盆にしか帰って来ないの？

2024-06-12

人物紹介

知りたがりの妻

30代/育休を取りながら育児に奮闘中！
元アパレル店員でインテリア、
ガーデニングが大好き。
お坊さんの旦那

30代/住職歴10年
奈良県明日香村にある唯称寺の住職。
自身で考えたお寺の掲示板内容を
Instagramにて配信中!

 お盆の期間にはお仏壇に「精霊馬(きゅうりの馬とナスの牛)」を飾って、亡くなった方が帰って来られるようにお供えすると思うんだけど。(※地域によって異なるかもしれません。)そもそもお盆の数日しかこちらに帰って来れないの？
どうして？
祖父祖母が亡くなった後、夢に出てきてくれてて。亡くなる直前のタイミングだったり、お盆のタイミングだったり、亡くなった年のタイミングにきてくれたり。
それは朝起きてびっくりして話してたね。

  
その夢を見てからは、あの世があって、確かにこちらとの繋がりが本当にあるって思ってるんだけど。会えるタイミングはお盆だけじゃないな、って。

  
おじいちゃんもおばあちゃんも、 お亡くなりになった方はいつでも側にいてくれてるよ。 季節も関係ない。 宗派によって考え方は様々だけど、 浄土宗では必ずしも帰ってくるのは 「お盆」だけとは限らないよ！
 そうだよね。だからそれぞれ帰ってくるタイミングも違って、それぞれの想いの強い場所で再会したり。また年中いつでも会えるって確信をもてれば私も嬉しいな。 
極楽浄土へ行った人は六神通(ろくじんづう)といって、 6種の神通力(超能力のようなもの)を得ると お経に説かれていて。その6種の中に

  ①「行きたい場所へすぐに行ける力」

  ②「なにもかも見通すことができる力」

  ③「他人の心が手に取るようにわかる力」 などを手に入れることができるんだ。

  だからいつでも僕らのことを見てくれているし、 心のうちまで知ってくれているし、 いつでも駆けつけることが出来る状態で見守ってくれているんだよ。
 心のうち...

    いつでも会いたいけど、心のうちは恥ずかしいなぁ。嘘をついたらすぐにバレちゃうね！
嘘はこの世でもダメです！
 つ、ついてないよ！

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