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お彼岸はいつから?
お彼岸の期間と成り立ち

2023/08/20

2023年のお彼岸の日程をはじめ、お彼岸の意味や成り立ちをご説明します。

2023年のお彼岸はいつ?

春と秋の年2回行われるお彼岸は、毎年日程が異なります。

春彼岸は「春分の日」、秋彼岸は「秋分の日」を中日として前後3日間、合計7日間が「お彼岸」として決められています。

お彼岸の初日を「彼岸ひがん入り」、真ん中の日を「中日ちゅうにち」、お彼岸の最終日を「彼岸明け」と呼びます。

春分・秋分の日は、どちらも国民の祝日で、毎年太陽の動きに合わせて国立天文台が定めており、前年の2月に政府が発表することで翌年のお彼岸の日程が決まるとされます。

2023年秋のお彼岸日程

秋のお彼岸は「秋分の日」を中日として前後3日間となり、9月20日(水)~9月26日(火)までの合計7日間が「お彼岸」の期間とされています。

2023年(令和5年)の秋彼岸の日程
秋彼岸入り 9月20日(水)
中日(秋分の日) 9月23日(土・祝)
秋彼岸明け 9月26日(火)

お彼岸の成り立ち

彼岸というのは、インドの古典語であるサンスクリット語の、パーラミターの漢訳語「到彼岸とうひがん」から由来しています。

彼岸ひがん」には「完成する」、「成熟する」という意味があり、煩悩ぼんのうや苦しみのない悟りの境地、極楽浄土ごくらくじょうどの世界のことをいいます。

一方、私たちの住む世界を「此岸しがん」といい、煩悩や欲のある世界とされています。

私たちの住む世界「此岸」から悟りの世界「彼岸」に到達するためには、「六波羅蜜ろくはらみつ」という6つの徳目を実践する必要があります。春分の日と秋分の日の中日は此岸と彼岸が一番近づく期間と考えられており、仏道の修行をしていない人も煩悩を無くすために、西に沈む太陽に祈りを捧げていたと言われています。

お彼岸の期間は先祖への感謝をする一方で、自身の日頃の行いを見つめ直す機会でもあるのです。
お彼岸の7日間のうち6日間は六波羅蜜を実践し、ご先祖様への感謝を伝えましょう。

六波羅蜜ろくはらみつ6つの徳目とは?

布施ふせ
見返りを求めず人のために惜しみなく善行を施すこと
持戒じかい
道徳や戒律を守り、慎ましやかな生活をすること
忍辱にんにく
辛いことがあっても困難に耐えて寛容な精神でいること
精進しょうじん
日々努力を続けること
禅定ぜんじょう
常に平静な心を持ち、動揺しないこと
智慧ちえ
真実はどうなのかを考え、見極めること

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