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お彼岸の準備とすべきこと

2023/09/03

ご先祖様の供養を行うお彼岸ですが、具体的にはどんなことをすれば良いのでしょうか?ここではお彼岸の準備やすべきことについて詳しく解説します。

お墓の掃除とお墓参り

お彼岸はお墓参りに行かれる方も多いのではないでしょうか。その際には墓石や周辺のお掃除をして、気持ち良くお墓参りをしましょう。

お墓に到着したら、まず合掌・礼拝、そしてお十念をとなえてから清掃をします。

きれいになったらお花、お線香をあげ、墓石に水をかけ、あらためて合掌しお十念をとなえ、あなたの思いを故人様にお届けください。

お墓の掃除に必要な道具

お墓参りをする前に、まずはお墓をきれいに掃除しましょう。お墓掃除に必要なもの、あれば便利なものをまとめました。

バケツ
掃除用の水と、お供え用の水の両方を用意しましょう。
柄杓
お供え用の水を掬うために使います。
ほうきとちりとり
お墓周りに落ちている枯葉などを掃き取ります。
スポンジ
墓石を綺麗にするため、水を含んだスポンジで丁寧に汚れを落としましょう。墓石に傷がつくため、タワシはなるべく使わないようにします。
きれいなタオル
最後に乾いたタオルで墓石についた水気を取りましょう。
ゴミ袋
枯れた供え花や掃き取ったゴミは持ち帰りましょう。

お墓参りに必要なもの

お墓の掃除が終わるとお供えをして合掌します。
お参りに必要なものをまとめました。

お数珠
数珠はお墓参りをするのに必要なので持参しましょう。
供花
お墓参りの時にはお花を一対お供えします。仏花をお供えするか、故人様が好きだったお花でも構いません。
お線香
お線香を立てることは仏様の供養になり、また、自身の心を清めるためにもなります。

仏壇・仏具のお手入れ

お彼岸を迎えるにあたって、ご家庭にお仏壇がある方はお仏壇のお掃除もお忘れなく。きれいになったお仏壇に新しいお供物とお花を供えれば、懐かしいあの方も、きっと喜んでくださいます。
ここでは仏壇の掃除の手順をご紹介します。

  1. 合掌をします
  2. 仏具を全て取り出します
  3. 仏壇の中の拭き掃除をします
  4. 仏壇の外側の掃除をします
  5. 仏具を磨きます
  6. 仏具を元の位置に戻します
  7. 合掌をします

お供物の準備

お彼岸はご先祖様への感謝の気持ちを込めて仏壇にお供えをしましょう。
お供えは、初日の彼岸入りにお供えし、最終日の彼岸明けに下げることが好ましいです。
ここではお彼岸に定番のお供えものをご紹介します。

お花

お供えする花は何がいい?
お仏壇やお墓にお供えする「仏花」と聞いて、多くの人が思い浮かべる代表的な花は菊ではないでしょうか。

理由には諸説あり「邪気を払う力がある」、「花が長持ちする」などがあります。お供えする花は、臭いの強いものや棘のあるものは避けた方がよいとされていますが、花の種類に特別決まったルールはありません。

故人様が好きだったお花があればそれをお供えください。

何よりも故人が喜ぶのは、あなたがお仏壇に、あるいは墓前に足を運び花を供え、手を合わせてくれる、その気持ちです。

牡丹餅・おはぎ

昔から春のお彼岸には「牡丹餅」を、秋のお彼岸には「おはぎ」をお供えする習慣があります。

「牡丹餅」は大きな牡丹の花が咲く春彼岸の頃に、小豆のこしあんでくるんだ餅を牡丹に見立てたもの。
「おはぎ」は、小豆の粒が萩の咲き乱れる様子を表しているのだとか。

秋のお彼岸には、お仏壇やお墓に、先立った方へ想いを馳せながら、「おはぎ」をお供えしてはいかがでしょうか。

お参りを終えたら、仏さまからのお下がりとして、家族でいただくと良いでしょう。

御霊膳

お仏壇には、お供え物の他に、御霊膳をお上げしましょう。

御霊前の一例

飯椀
白飯やかやくご飯
汁椀
お吸い物やお味噌汁
平椀
野菜の煮物
壺椀
煮豆やゴマ和え、おひたしなど
高杯
香の物

食材は出汁を含めてすべて精進ものが原則ですが、ご家庭で召し上がるものと同じ食事を出してもよいでしょう。その際、お膳の向きはご先祖さまが召し上がれるようにします。
7日間お上げするのが理想ですが、それがむずかしければ、彼岸入り、お中日、彼岸明けの3回、あるいはお中日のみでもよいでしょう。

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