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お盆のお飾り

2023/08/07

ご先祖様のおもてなしの作法や設えは各家庭や宗派によって様々ですが、ここではほんの一例をご紹介します。

精霊棚と盆棚

お盆の期間中は、お迎えした御霊が家にいらっしゃいます。
お迎えする特別な場として「精霊棚」「盆棚」をしつらえます。

間取りなどの都合によって「精霊棚」を設けずにお仏壇を飾ってお迎えの場としたり、初盆の場合は特に荘重にお飾りするなど、地域や宗派などによって、大きく異なります。
設えについては、菩提寺やご親戚に聞くなどして、ご自身の出来る範囲で行いましょう。

精霊棚の作り方と飾り方

お盆飾りは、お盆の期間(7月13日~16日、または8月13日~16日)にお飾りをするのが一般的ですので、お盆の初日に間に合うようにお飾りしましょう。

  1. お仏壇の前に机を用意し、真菰でできたゴザを敷きます。
  2. お迎えする場を清らかにするため、竹を四隅に立て縄の結界を張り、そこに提灯に見立てたホオズキなどを吊るします。
  3. お仏壇に安置されているお位牌を机の一番奥に移します。位牌の前にはお供物やご霊膳を供えましょう。
  4. お仏壇に安置されているお位牌を机の一番奥に移します。位牌の前にはお供物やご霊膳を供えましょう。お仏壇に安置されているお位牌を机の一番奥に移します。位牌の前にはお供物やご霊膳を供えましょう。

地域や宗派によってはさまざまな決まりやルールがありますが、ご先祖様をお迎えして丁寧に供養する事が大切です。

お盆のお供え「水の子」とは?

お盆の時期に精霊棚にお供えする「水の子」とは、「きゅうり」や「なす」をさいの目に切ったものと洗ったお米を混ぜたもののことです。

蓮の葉の上に置いた「水の子」には無縁の諸霊への供養の意味があり、蓮の葉の上に少量の水と数本束ねたミソハギを置いた「閼伽水」は仏さまに捧げる清らかな水を意味し、一緒に供えるとよいとされています。

蓮の葉が手にはいらない場合は、芋の葉やお皿で代用してもかまいません。

精霊馬と精霊牛にはどういう意味があるの?

お盆の時期になると、故人様やご先祖様の霊が家に帰って来ます。その際に、お浄土とこの世を行き来するための乗り物として作られたのが「精霊馬」と「精霊牛」とされています。

故人様やご先祖様に、お浄土から少しでも早く帰って来てもらうために、きゅうりで作った足の速い馬に乗ってもらいます。

逆に帰りは少しでも長くこの世にいてもらいたいという願いを込めて、なすで作った足の遅い牛に乗ってもらうという意味があるそうです。

きゅうりを馬に見立て、ナスを牛に見立てて、割り箸や爪楊枝などを刺して作り、精霊棚(盆棚)にお供えしましょう。

お盆の時期になると、飾り物やお供物がスーパーなどで売り出されるので、それを利用するのも一つの方法です。

棚経

お盆の期間中に、菩提寺などご縁のあるお寺にお願いして僧侶を招き、お経をあげてもらうことを棚経といいます。

新盆にあたるご家庭では、故人様の好物や精進料理を準備し、親族や友人を招いて故人の供養を丁重にするのが一般的です。

僧侶へ渡すお布施は地方や地域によって様々ですが、御車料や御お膳料を別に包むことも必要となる場合もあります。

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